名前のない仔犬が私についてくる
2006年の園子温作品。
そういえば宮崎ますみのヌードっていうので当時話題になった気がする。
改めて園子温ってことを知り観てみた。
ストーリーは・・・
実の父親に抱かれて心病んでいく小学生の美津子(桑名里瑛)は、やがて嫉妬の果てに虐待を加えるようになる母親(宮崎ますみ)と心が一体化していき…
母娘の確執っていうのが「恋の罪」に通じるかも。
男はそういう話好きだよね(^^;)
この奇妙なサーカスでも、チェロのケースに入れられたりと変態プレイがいろいろ出てくるのだが、一番変態なのは親父やからね。
校長という立場にありながら、自分の学校の小6の娘を犯すってあんた(^^;)
最後、サーカス団長が父親の顔になるっていうのが全てを現しているような。
母娘ともども踊らされているのでしょうか。
いしだ壱成が言う「父親に犯された子供は両手両足をもぎとられた気分がするらしい」っていうセリフも切ない。
いしだ壱成は編集者役に出ているのですが、最終的に物語のキーになります。
人体改造者の集いで、「体は心の入れ物だと想っています。僕は自分の心に見合った体を手に入れました」っていうところも伏線になっています。
不思議なしゃべり方も雰囲気に合ってて、いしだ壱成、やっぱ好き☆
宮崎ますみに関しては、ハードなセックスシーンもあるのだが、そんなにエロい感じはしない。
一番エロいのはランドセル背負って小学校に行くシーンかなぁ。
あと手づかみで焼きそば食べるシーン。
なかなかの体当たり演技ですよ☆
R18が納得できる。大人は観てみてね^^
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